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読書記録 03.11
辻 仁成 愛のあとにくるもの 

〝人の気持ちを理解するには、その人と同じ立場になってみることが大事です。人間というのは相手のことを理解しているようで、実はまったく理解していない場合が多い。自分勝手に相手の気持ちを捏造しているのが普通なんです。理解するためには、誤解をとくためには、長い時間が必要なんだと思います〟


去年の夏からずっと 辻 の恋愛小説を読み続けている
時には、主人公となったり、時には現実の自分を投影したり
自分の心の中にある 存在によって
恋愛小説というものは 感じ方が変わるのだろう

人を愛することと
自分の気持ちを表現することの困難さを

考えさせられた小説だった。

読み終えた後に、ちょっと泣けた。(小田急線のホームで。。)
by lasvegasmasa22 | 2010-03-11 13:14 | 読書
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